食の歳時記 いずも庵 ブログ

ぜんざいの発祥地「出雲」からパウチタイプの本格ぜんざいをお届け

2023.2.17

ぜんざい

甘くてほろほろと溶ける小豆に丸いお餅が入ったぜんざい。

たまに甘いものを無性に食べたくなる時がありますが、そんな時にぜんざいがあったら気分が上がります。

ぜんざいは出雲の発祥地ということで、美味しいぜんざいのご紹介と豆知識をお届けします。

神在餅というのをご存じですか?

旧暦の10月、神在祭に使われていたお餅を神在餅(じんざいもち)と言います。

和風月名でいう神無月(かんなづき)にあたりますが、出雲地方では全国の神様が出雲大社に集まることから神在月(かみありつき)と呼ばれていたそうです。

神様たちは人々の繫栄や安寧、豊穣などの取り決めを行います。

何ともありがたいことですね。

少し脱線してしまいましたが、その催事に使われる神在餅が「ぜんざい」の語源になったと江戸時代の文献に書かれています。

おしることぜんざいの違いは?

ぜんざいイメージ

ぜんざいと並んでよく挙げられるのがお汁粉ですね。

でもその違いは何なのかと聞かれると地域によって違いがあり面白い発見があります。

例えば関西ではこしあんに砂糖と水を加えたものをお汁粉、粒あんに変えたものをぜんざいと呼びます。

私もその認識です。

一方関東ではこしあん、粒あんにかかわらず、小豆餡の汁もの全般をお汁粉と呼ぶそうです。

え、じゃあ関東ではぜんざいは無いの?

と思われるかもしれませんが、汁気の無いお餅に小豆餡をのせたものをぜんざいと呼ぶそうです。

九州の一部では小豆汁にお餅が入っているか白玉団子が入っているかで呼び方が変わるみたいですね。

少しこんがらがってしまいそうですが、地域によって認識が変わるので「どっちが正しいのか」という区別はつける必要はありません。

旅行に行った際など、くれぐれも「これはぜんざいじゃなくてお汁粉だ!」というクレームは入れないようにしましょう。

出雲の老舗茶屋「原寿園」こだわりのぜんざい

当店では創業明治四十四年「原寿園」さんの出雲を取り扱っています。

こちらのぜんざいはレビューも大変好評で年々リピーター様も増え続けている人気の商品です。

甘さ控えめで北海道産のふっくらした小豆が絶妙にマッチ。

粒は崩れていないのに口に入れるとほろほろと溶けていくような食感がたまりません。

パウチタイプなので賞味期限が長く好きな時に食べられるというのも人気の秘訣です。

当店ではそんな人気のぜんざいをポスト投函のメール便方式でお届けしております。

不在時でも安心、送料も無料なのでぜひお召し上がりください♪