のどぐろ1匹のカロリーはいくらなのか、ダイエット中は特に意識したいですよね。
その中でも塩焼きはカロリーも抑えられておすすめとの噂もあります。
また、のどぐろの栄養素の中に脂肪を分解する成分や健康的にも摂取したい成分が含まれているのか確認しておきたいところです。
のどぐろは健康的でダイエットに最適な食材なのか解説していきます。
のどぐろのカロリーについて
のどぐろは脂が乗って美味しいと評判な高級魚です。
しかし、脂が多い分カロリーも高いのではと不安な声も少なくありません。
のどぐろ1匹のカロリーはどのくらいなのか、さらに調理方法により異なるのか確認していきましょう。
のどぐろ1匹のカロリー
ノドグロ100gあたりのカロリーや成分は以下の通りです。
- エネルギー
- 193kcal
- たんぱく質
- 16.7g
- 脂質
- 12.8g
- 炭水化物
- 0.6g
脂質は魚の中でも比較的高めではあります。
しかし、たんぱく質も多いため痩せやすい体作りには嬉しい成分ですね。
その他の魚種と比較
のどぐろ1匹のカロリーが他の魚種と比べて高いのか比較していきます。
※各100gあたりのカロリーや成分とする
【アジ】 | 【サバ】 | 【サンマ】 | 【マグロ】 | |
エネルギー | 121kcal | 211kcal | 310kcal | 125kcal |
たんぱく質 | 14.0g | 20.6g | 18.5g | 26.4g |
脂質 | 2.38g | 16.8g | 24.6g | 1.4g |
炭水化物 | 0.07g | 0.3g | 0.1g | 0.1g |
サバやサンマはやはり脂質が多い分カロリーも比較的高めです。
反対に、アジやマグロは脂質が低く、高たんぱく低カロリーな食材であることが分かります。
ただ、脂質が低い分焼き魚では苦手な方も少なくないため、好みで分かれやすい食材でもあります。
塩焼きにするとヘルシー?
のどぐろを塩焼きにした場合、余分な脂質や水分が抜けた分、可食部が増えるためカロリーも100gあたりで換算すると多くなります。
干物の場合も同様に、水分が抜けた分、100gあたりのカロリーが高くなることで太りやすいイメージをもたれがちです。
これはアジやサバなど他の魚種でも良くある疑問の1つです。
しかし、実際には塩焼きにすることで余分な脂質が抜けるため、カロリーは低くなりヘルシーに食べることができます。
のどぐろに含まれる栄養素
のどぐろには健康的にも嬉しい成分が豊富に含まれています。
体内で製造できない成分も含め、参考にご確認ください。
DHAとEPA
のどぐろに含まれる栄養素には、体内で作り出すことができない
・DHA(ドコサヘキサエン酸)
※100gあたり12mg
・EPA(エイコサペンタエン酸)
※100gあたり4mg
こちらも含まれています。
DHAとEPAには、肌のターンオーバーを整える美容サポートや、様々な病気の予防に対しても多くの方がサプリメントで摂取している成分です。
さらに脂肪燃焼のサポートにも期待ができるため、ダイエット目的でも摂取したい成分でもあります。
ナイアシン
のどぐろにはナイアシンも含まれています。
※100gあたり3.7mg
このナイアシンにも、脂肪を燃焼してエネルギーを産出する際に必要な酵素をサポートする役割があります。
他にも、
- うつ病予防
- 皮膚の健康維持
- 二日酔い対策
などに摂取したい成分でもあります。
ビタミンやミネラル
のどぐろにはビタミンやミネラルも含まれています。
そのため、必要な栄養素のサポートにも期待ができます。
- カルシウ
- 100gあたり64mg
- リン
- 100gあたり168mg
- ビタミンA
- 100gあたり24μg
- ビタミンB1
- 100gあたり0.12mg
- ビタミンB2
- 100gあたり0.1mg
- ビタミンC
- 100gあたり1mg
ただ、必要摂取量には届かないため、他の食材と組み合わせたり、サプリメントで補給する形で摂取すると良いです。
のどぐろは健康的な食材である
のどぐろのカロリーは、サバやサンマと比較しても低めです。
また、DHAやEPAなど体内で作り出せない成分も含まれているため、積極的に摂取したい食材でもあります。
カルシウムやビタミンAなどの成分も意外と不足しやすい成分です。
ダイエット目的で食べる際は、干物や焼き魚で食べるとヘルシーで良いですよ。
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