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まるでテーマパーク?水木しげるロードの楽しみ方とおすすめのお土産を紹介

2023.12.15

境港と言えば「江島大橋」「さかなセンター」「夢みなとタワー」などが代表的な観光地として知られていますが、実は最も観光客を集めているのが『水木しげるロード』に他なりません。

「水木しげるロード」とは、同地区出身の漫画家、水木しげる氏が描く妖怪の世界観をモチーフとした観光対応型商店街のこと。

境港駅前から商店街に続くアーケードに、同氏が生み出した個性的な妖怪たちをモチーフとした銅像が並び、妖怪にまつわる様々な仕掛けが施されています。

その銅像の総数は何と100体以上あり、往年の水木しげるファンはもちろん、多くの観光客から親しまれる同地区最大の観光スポットとして知られているのです。

そして今回クローズアップするのは、水木しげるロードの概要やスポットはもちろん、グルメやお土産についてです。入手困難なアイテムをお得かつ確実に入手する方法なども紹介しているので、興味のある方はぜひご一読下さい。

境港の観光スポットとグルメについて

境港は、中国地方の北部に位置する鳥取県最大の港町であり、国内屈指の漁港として広く知られています。

海の玄関口とあって、マグロやカニ、さらにはアジ、サバ、イワシなど多種多様な海産物が水揚げされ、1992年以降、5年連続で日本一の水揚げ量を記録しているのです。

そんな境港は、漁港としてのみならず、実は隠れた名産や名物品が数多く存在します。そこでまずここでは、境港の特徴や名産品について詳しく紹介していきます。

境港はどんなところ?

多くの方がイメージされる通り、境港最大の特徴は「国内屈指の漁港」である点です。

冒頭で紹介したように、揚げられる海産物は非常に豊富で、最も有名なマグロやカニ以外にも、エビ、ノドグロ、カマス、サワラ、ハタハタ、アジ、サバ、イワシ、イカなど、有名どころの海産物はほとんど揚げられていると言っても過言ではありません。

さらに、漁港としてのみならず、日本海側における物流の拠点として、国内の経済に大きく貢献しているあたりも特徴と言えるでしょう。

その反面、あまり知られていないのは、西日本有数の白ネギの産地である点で、境港を含む弓浜半島では、昭和初期から白ネギの栽培が活発に行われているのです。

鳥取県の内陸側では多種多様な果物や野菜を栽培している為、日本海側は海産物ばかりがクローズアップされがちですが、実は日本海側でも農作物の栽培は盛んに行われています。

境港の名産品とグルメについて

前項で紹介した通り、境港は多くの海産物が獲れる全国屈指の漁港です。

中でも特に知られているのがマグロとカニに他ならず、特にベニズワイガニは日本一の水揚げ量を誇っており、冷凍はもちろん、ボイルされたものや、カニクリームコロッケの冷凍食品などにも、境港で獲れたベニズワイガニが多く使われていることで知られています。

さらに境港の町には、ベニズワイガニを使った美味しい料理を提供してくれる人気飲食店が数多く存在しており、中には行列を伴う程の人気店もあるそうです。

境港が誇る観光スポット 水木しげるロードとはどんなところ?

境港の名所はどこか?と聞かれたら、漁港のみならず「水木しげるロード」と答える声も多いと思います。

水木しげるロードとは、境港出身の人気漫画家、水木しげる氏が描いた妖怪の世界観をテーマとした商店街であり、今や境港の観光名所として広く知られています。

ここでは、その水木しげるロードの概要や魅力について詳しく紹介していきます。

境港のシンボル、水木しげるロードの概要

境港駅から本町アーケードまで約800メートルの間に、水木氏が描いた個性的な妖怪たちのブロンズ像が177体(2023年11月時点)並び、見る者を楽しませてくれます。

そもそもこの水木しげるロードは、町おこしの一環として住民たちによって考えられた案を具現化したもの。

ブロンズ像のみならず、土産物や建造物などにも水木氏のキャラクターが踊り、町中に妖怪が溢れ、思わず時間をかけて街中の妖怪を探したくなる衝動に駆られます。

それにより、各地から観光客が集まり、今では地域活性化のシンボルケースとして知られ、2004年には「美しい日本の歩きたくなるみち500」、2006年には「がんばる商店街77選」に入選、さらに2018年には「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」にそれぞれ入選するという大きな成功を収めています。

さらに2022年の水木しげるロード入込客数は101万4754人に上り、年々その数を増やし続けています。

水木しげるロードの魅力について

水木しげるロード最大の魅力は、何といってもその「賑やかさ」に尽きます。

道の至る所で不意に現れる妖怪たちと記念撮影をしたり、思わず妖怪を探してしまったりと、歩いているだけで楽しくなってしまうことは間違いないでしょう。

そして水木しげるロードのスポットについて簡単に紹介すると・・・

妖怪ブロンズ像

ロードには、人気漫画「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する人気キャラを含め、全23体もの妖怪の像が散りばめられています。可愛らしく佇むその姿は、撮影必至の人気スポットで、休日になると像の周りに多くの観光客が集まります。

世界妖怪会議

妖怪たちが集まり、まるで会議をしているかのように見えるオブジェです。

さらに像だけでなく、フォトパネルや記念碑も設置されているので、記念撮影に格好のスポットとして人気を博しています。

遠目に見ると本当に妖怪たちが何か話し合っているように見え、とても可愛らしいです。

妖怪神社

こちらはイベントスペースではなく、本物の神社です。家内安全や合格祈願、交通安全、厄除開運など、様々なご利益があるので、ロードにお越しの際は立ち寄る価値ありです。

もちろん、水木しげる氏の妖怪テイストもふんだんに盛り込まれており、神社の造りや置いてある小物に至るまで、その全てが妖怪の世界観に包まれており、絵馬やお守りにも可愛らしい妖怪があしらわれています。

河童の泉

ロード内の妖怪広場にある「河童の泉」では、水木氏の作品の中から、水にまつわる妖怪たちのブロンズ像が集まっています。

妖怪たちのコミカルな姿を眺めながら、ロードで歩き疲れた足を止めて休憩するのに最適な場所です。

ゲゲゲの妖怪楽園

「ゲゲゲの妖怪楽園」とは、水木しげる記念館の裏に位置する、小さなテーマパークです。

大迫力の3Dシアターや記念撮影できる写真館、さらには妖怪のイラストを施した可愛らしいラテが飲める妖怪茶屋など、様々なアトラクションで楽しむことができます。

水木しげる記念館

ロードの最終地点にあるのが、水木しげる記念館です。

館内には、水木氏が所有する妖怪の資料や原画、さらには独自に制作したオブジェなどが展示してあります。

2003年の開館以来客足が止まることはなく、2019年には累計入館者数400万人を超え、今でもその数を伸ばし続けています。

境港駅然り、水木しげるロードに来た際には来館必須と言える同ロード最大の観光スポットです。

2-3 水木しげるロードの注目グルメ

観光スポットとして楽しめるポイントが多い水木しげるロードですが、実はグルメも秀逸しています。

もちろん、妖怪とは関係なく普通に美味しくて人気のお店も多くあるのですが、ここでは妖怪にちなんだ注目グルメを厳選して紹介していきます。

妖菓 目玉おやじ(妖怪食品研究所)

水木しげるロードにおいて、かなり高い人気を誇るのが「妖菓 目玉おやじ」です。

目玉を模したインパクト十分の見た目だけで圧倒されるこのお菓子は、饅頭でも飴でもなく、いわゆる「練り切り」になります。

食べ歩きできるように、棒に刺さった状態のものと、お土産用に目玉のみの二種類販売されており、連日売り切れ必至の超人気商品として知られています。写真で見ると小さく見えますが、食べ応えは十分です。

★妖怪食品研究所

・住所:鳥取県境港市本町4番地

・営業時間:9:30~17:00(3月~11月) 9:30~16:00(12月~2月) ※数量限定につき早仕舞いあり

・定休日:無休

でこまんじゅう(鬼太郎はうす)

見た目は人形焼ですが、焼きたてのものは表面がパリッとしており、人形焼よりも香ばしい印象です。形はいくつかあり、それぞれディフォルメされた妖怪の形になっており、見た目にも可愛い一品です。

★鬼太郎はうす

・住所:鳥取県境港市大正町89

・営業時間:9:30~17:30

・定休日:無休

目玉のばあむ(境港目玉本舗)

店名からして売られている商品のイメージがつく同店の人気商品は、ゲゲゲの鬼太郎における人気キャラ「目玉のおやじ」の目玉部分を模したバームクーヘンです。

ポイントは内側と外側で味が異なる点で、外側の茶色(肌色)部分は通常のバームクーヘンで、内側のピンク部分はラズベリー味になっているという風変わりな一品。

味も良く、洋菓子として非常に完成度の高い商品です。

★境港目玉本舗

・住所:鳥取県境港市松ヶ枝町54

・営業時間:10:00~17:00

・定休日:年中無休

水木しげるロードのおすすめのお土産について

観光地に欠かせないのはやはりお土産の存在です。

訪れた記念として、誰もが一つは購入して帰るものだと思います。

そして今回フォーカスした境港の水木しげるロードにおいても、購入必至のお土産物が数多く存在します。

そこで最後にご紹介するのは、水木しげるロードにおける人気の土産物は何か?

と、お取り寄せで購入できる同所の人気グッズについて紹介していきます。

水木しげるロードの人気のお土産とは?

土産物の代表格と言えば、何と言ってもお菓子だと思います。

それも、何人かで楽しめるよう、複数量入っているものを購入するのが一般的ではないでしょうか。

そこで、水木しげるロードにおける人気のお土産について、いくつか紹介していきましょう。

妖怪おでん缶(妖怪楽園)

妖怪のイラストが描かれた可愛らしい缶の中には、タマゴやちくわ、さらには「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する主要キャラクター、ぬりかべと一反木綿を模したキュートなコンニャクが入っています。

こちらの商品は妖怪楽園限定となるので、他のお店で購入することはできません。価格は税込450円となっており、当然の如く売り切れ必至です。

★妖怪楽園

・住所:鳥取県境港市栄町

・営業時間:9:30~17:00 ※季節によって変更あり

・定休日:年中無休

鬼太郎クランチチョコ(現地お土産店複数で販売)

商品自体はいわゆるクランチチョコなのですが、ポイントはそれらが入っている「箱」にあります。

鬼太郎が一反木綿に乗っている姿を模った箱がとても可愛らしく、つい手に取って購入してしまいたくなる一品です。

現地にある様々な土産物店で購入できるので、売り切れになる心配はありませんが、訪れた観光客の多くが購入するという代表的な人気商品になります。

食べ物だけでなく、水木しげるロードにある土産物屋では、妖怪をモチーフにしたお財布やアパレル、さらには文房具など、数多くのグッズが販売されており、それ目当てに訪れる観光客も少なくないのだとか。

もし訪れた際には、ぜひ一度土産屋に立ち寄ってみることをおすすめします。

売り切れ必至の人気商品を確実に入手する方法とは?

最後にご紹介するのは、現地に行ったけど土産を購入するのを忘れた方、もしくは、現地へ行くことができないので、土産だけでも購入したいという方に向けた「水木しげるロードの人気土産を通販で購入する方法」になります。

そして、今回ご紹介する商品は・・・

ゲゲゲの鬼太郎せんべい(18枚入り)

まずご紹介するのは、鬼太郎の焼印が押された可愛らしいおせんべいです。

こちらは、ほんのり甘いタマゴせんべいが16枚と、激辛の地獄せんべいが2枚入った18枚入りのセットになります。

激辛として入っている2枚は本当に激辛らしいので、渡す相手を間違えないように気をつけてくださいね。

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ゲゲゲの鬼太郎まんじゅう(10個入り)

こちらはゲゲゲの鬼太郎をモチーフにしたおまんじゅうの詰め合わせになります。

薄焼きの生せんべいにつぶあんを挟んだ商品で、おまけとして記念品が当たる「おみくじ」が入っているのもポイントです。

10個全てに鬼太郎たちのイラストが焼印され、見た目も可愛い一品です。

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ゲゲゲの鬼太郎妖怪BOX(10枚入り)

ミルク風味の優しい甘さが美味しい洋風せんべいが10枚入ったコチラの商品は、何と言っても入れ物に注目です。

デフォルメされた可愛らしい鬼太郎たちが描かれた缶は、子供たちが喜ぶこと間違いなしでしょう。

お子様のお友達へのお土産として、はたまた家族で楽しむ一品としても最適な一品です。

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