食の歳時記 いずも庵 ブログ

絶妙な酸味と塩味の甘味が相まった絶品の『塩ポン酢』の正体とは?

2024.2.29

お刺身には「わさび醤油」、餃子には「酢醤油」など、定番の食べ方が「合う」のは周知の事実です。

しかし、お刺身にマヨネーズと醤油を掛け合わせたタレと使う人もいれば、餃子には醤油もラー油も使わず、酢と胡椒を混ぜたタレでしか食べないという方もいるでしょう。

王道から外れた手段だからといって決して「合わない」訳ではありません。

少数派でも美味しいという声があるなら、それは試した経験がない方が多いからに他なりません。

そして、お刺身や餃子だけでなく、例えばサラダにかけるドレッシングやお鍋のタレ、さらには煮物・焼き物の味付けなど、一つのメニューに多数の楽しみ方を与えてくれるのが調味料の存在です。

とは言え、馴染みの味から逸脱し、いつもとは違う調味料を試すのは結構勇気のいることだと思います。

大分大袈裟な話になってしまいましたが、今回のお話は当店スタッフがおすすめする調味料であり、全国的にはあまり知られていないが、一部ではとても美味しいと絶賛されている『塩ポン酢』についてです。

何だか聞いたことがありそうだけど、食べたことはないかもしれない。

そんな印象を持っている方が多いのではないでしょうか?

塩ポン酢とは一体どんな調味料なのか?はたまた、どういう食べ物に合うのか?

さらに、一般的にあまり知られていないがとても美味しいと評判の調味料などについても言及していきます。

今晩のメニューの参考になれば幸いです。

塩ポン酢とはどんな調味料なのか?

いきなり質問ですが、あなたは餃子を食べる際、どんなタレを使いますか?

醤油だけの方もいるでしょうし、醤油とラー油を混ぜて食べる方もいるでしょう。

それ以外にも、醤油と酢を混ぜる方もいれば、酢と胡椒を混ぜた独自のタレで楽しむ方もいるかもしれません。

一体何が言いたいのか?というと、思わぬ組み合わせで偶然美味しい調味料ができたり、個々の好みによって広く知られていない独自の食べ方が存在するのが事実であり、つまりまだ発見されていない、もしくはごく少数の方しか知らない極上の調味料が確かに存在するということです。

かなり回りくどい言い方でしたが、今回ご紹介する調味料こそ、まだ広く知られていないものの、一部から「絶品」との声が高い『塩ポン酢』なのです。

一見ありがちな組み合わせだと思われるかもしれませんが、よく考えるとそうでもない。

ありそうでなかった組み合わせでありながら、唸るほど美味しいというから驚くばかりです。

まずここでは「塩ポン酢とは何か?」について綴っていきます。

ポン酢を使った調味料は非常に豊富

まず、ポン酢とは何か?実はあまり知られていないかもしれませんが、一般的にポン酢とは、柑橘果汁に醤油を合わせ、出汁や糖類で味を整えた調味料のことをさします。

ちなみになぜ「ポン酢」と呼ぶのか?というと、外来語の「ポンス」がなまり、それに「酢」を充てた言葉であると言われています。

ポンスとはオランダ語で、蒸留酒に柑橘類の果汁や砂糖、スパイスなどを混ぜたカクテルの一種をさすのだそう。

つまりそのポンスに近いものとして「酢」を付けた名称ということになります。確かに成分が似ているので、そう呼ばれても違和感はありませんよね。

そして、そのポン酢は様々な調味料との相性がよく、掛け合わせで使われることが非常に多いことでも知られています。

例えば、ポン酢とオイスターソースを混ぜると豚肉料理に滅法合うと言われていますし、ポン酢×塩麹はソテーした鶏肉にかけると絶品です。

もちろんポン酢単体でも様々な料理に合いますが、掛け合わせることでより高いポテンシャルを発揮するため、数ある調味料の中でも非常に汎用性の高い一品と言っても過言ではないでしょう。

塩ポン酢とはどんな調味料?

そしていよいよ本題です。果たして「塩ポン酢」とは何か?というと、簡単に言ってしまうと通常のポン酢が醤油ベースであることに対し、塩ポン酢は名前の通り「塩ベースのぽん酢」ということになります。

ちなみに名称に「塩」が冠されていますが、実は通常の醤油ベースのポン酢よりも塩分は低いそうです。

さらに、冒頭ではさも珍しい調味料であるかのように綴っていますが、実は多くのメーカーから販売されています。

とは言え、大手スーパーなどで取り扱っているケースが少ないため、メジャーな存在とは言い難いでしょう。

食べてみたいけどどこにも売っていない場合は、自身で作ってみることをおすすめします。レシピは以下をご参照下さい。

<塩ポン酢の作り方>

(材料)

⚫︎水・・・100cc

⚫︎白だし・・・大さじ1杯

⚫︎酒・・・・大さじ1/2

⚫︎塩・・・・小さじ1

⚫︎ゆず果汁・・50cc

以上の材料を混ぜ合わせれば完成です。

ちなみに、柑橘系なら何でも合う訳ではなく、レモン汁だと酸味が強くなり過ぎるし、蜜柑果汁だと甘みが強くなってしまうため、最も適しているのは「ゆず果汁」だと思います。好みに合わせて変えてみても良いでしょう。

塩ポン酢の味は?

入っている柑橘の種類で大きく変わりますが、塩ポン酢はどれも非常にあっさりとしており、調味料というより、サラダなどに使うドレッシングに近いものが多いと言えます。

通常のポン酢だと酸っぱさが目立ちますが、塩ポン酢は非常にマイルドで、お刺身や生野菜などにもよく合います。

さらに前記したようにさほど塩味が強くないため、しっかりかけてもしつこさはありません。

では一体、塩ポン酢はどんなメニューに合うのか? その楽しみ方は次章でたっぷりとまとめているので、ぜひご一読下さい。

塩ポン酢をより美味しく食べる方法を紹介

調味料には「定番」の組み合わせがあるものです。

例えばお刺身と醤油、餃子と酢、コロッケとソース、おでんとからしなどなど、ニコイチと言えるほどマッチした組み合わせは数多くあります。

では、今回フォーカスしている「塩ポン酢」と相性の良いメニューとは一体何なのでしょうか?

ここでは、絶品調味料「塩ポン酢」にマッチしたメニューとは何か?についてご紹介していきます。

塩ポン酢に合うメニュー①鍋料理

「ポン酢」である以上、鍋料理に合うことは言うまでもないでしょう。

調べてみると、塩ポン酢は豚肉を使ったお鍋との相性がよく、白菜と豚肉を使った鍋料理に滅法合うというレビューが目立っていました。

ただし、味が非常にマイルドなので、普通のポン酢に慣れている方にはしょっぱさが物足りなく感じてしまうあたりは否めません。

塩ポン酢に合うメニュー②揚げ物

意外に思うかもしれませんが、塩ポン酢は揚げ物にもマッチします。

そして、さまざまある中で筆者が最もおすすめするのは「鶏の唐揚げ」です。

イメージとしては唐揚げにレモンをかける感覚に近く、脂っこさを緩和してくれる上にマイルドな塩味と相まって、後味がすっきりします。

竜田揚げに大根おろしとポン酢をかけて食べる感覚にも似ているかもしれませんね。

塩ポン酢に合うメニュー③サラダ

最後にご紹介するのは「サラダ」です。こちらは周囲にアンケートを取り、その中でもレシピ付きで紹介してくれたメニューを紹介します。

それは・・・「大根サラダ」です。レシピは以下の通りです。

(材料)1人分

⚫︎大根・・・適量(食べたい分量を細切りで)

⚫︎ごま油・・・少々

⚫︎韓国海苔・・・適量

⚫︎白胡麻・・・・適量

⚫︎塩ポン酢・・・小さじ一杯程度(好みに合わせて適量で)

(作り方)

1.大根を薄くスライスし、千切りにする量は食べたい分、食べられる分量を目安に

2.大根をボウルに入れ、ごま油・白胡麻・塩ポン酢を加えて混ぜ合わせる

3.混ぜ合わせたものを器に乗せ、その上から砕いた韓国海苔をふりかけて完成

レシピにまとめるまでもありませんが、つまり大根サラダのドレッシングとして塩ポン酢を使うということです。

さらに、わさびや茗荷を入れても美味しいそうです。食べた感想はとにかくスッキリとした味わいで、カレーなどの味の濃いメニューの付け合わせによく合う一品だと思います。

本当に簡単にできるので、ぜひ今晩のメニューに加えてみてはいかがでしょうか?

絶品の塩ポン酢を確実に入手する方法とは?

ありそうな商品なのに、探してみるとどこにも売っていない。もちろん簡単に作れるので、食べたくなったら自作の塩ポン酢で楽しむのも良いでしょう。

しかし、巷で美味しいと評判の既製品は、やはり自作のものより遥かに美味しいと言わざるを得ません。

では、そんな絶品の塩ポン酢はどこで入手できるのでしょうか?最後にご紹介するのは、当店スタッフおすすめの塩ポン酢と、入手方法についてです。

おそらく気になって仕方がない方もいると思いますので、ぜひ最後までお読み飛ばしのないように。

塩ポン酢はどこで売っている?

まずご紹介するのは、当店スタッフが絶賛する島根発の塩ポン酢です。

その名も『浜田ライフセービングクラブ 浜守の塩ぽん』。ライフセービングとは一体何か? その答えは同製品に使われている「塩」にあります。

塩ポン酢の「核」とも言うべき塩は、日本海から汲み上げた海水を炊き上げた藻塩を使っています。

その際、カジメと呼ばれる海藻も一緒に釜へ入れて炊き上げるのですが、そのカジメを採取しているのが「浜田ライフセービングクラブ」に属するライフセーバーの方々という訳です。

そして、その藻塩を柑橘果汁や出汁と合わせてできるのが「浜田ライフセービングクラブ 浜守の塩ぽん」になります。

自然のものをふんだんに使用し、味のみならず安全性も担保したこの一品は、販売された直後に売り切れてしまうのが珍しくない程の人気商品にまで成長。

小売店ではまず手にいれることができないという希少性も手伝って、欲しくても手にいれることができないという状況が続いているそうです。

そもそも塩ポン酢自体、全国展開しているチェーンのスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどではまず目にすることがなく、専門店やアンテナショップ、さらには「ご当地フェア」やオンラインサイトなどでしか購入することができません。

前記した浜田ライフセービングクラブ 浜守の塩ぽんも他ではなく、一部の販売サイトか現地でしか購入することができないと言われています。

ちなみに、同製品が他の塩ポン酢よりも人気となっている理由は、やはり「旨さ」をおいて他にないでしょう。

単純にさっぱりしているだけでなく、塩味に隠れたほのかな甘味や、舌に残らない程度のちょうど良い柑橘の風味が上品さを醸し出しており、旨みと程よい塩味が口の中に広がります。

百聞は一見に如かず、まずはご自身でその味を試してみることをおすすめします。

高評価・美味しい塩ポン酢を確実に入手する方法は・・・

おすすめされても一体どこで購入できるの? と疑問を覚えた方に朗報です。

浜田ライフセービングクラブ 浜守の塩ぽんは以下のリンクからご購入することができます。

お得かつ確実にご購入できるのはコチラです。

2本セットとは言え、お値段は少々張ります。

しかし、その価格に見合った味であることは間違いなく、その証拠にリピート率もかなり高いんですよ。

あなたもぜひ手に取って食卓に彩りを添えてください♪。